救われる気持ち
- 傾聴ダイヤル 岡山

- 8月17日
- 読了時間: 2分
更新日:8月18日
髙原優子です。
”救われる気持ち”とはこういうものなのだと
先日、相談者の方のお声を通して改めて思い知らされました。
私達はしてあげたい気持ちがついつい先走ってしまい
結局は空回りしているのかもしれません。
元気づける言葉を掛けてあげることばかりに気を取られ、
肝心な【今、ただ私の側に寄り添っていて欲しい】という
相談者の方の思いを忘れてしまっているような気がしました。
心を扱う相談の現場では解決ありきの傾聴など誰も望んではいません。
ここでの”傾聴”は気持ちを受け取るために欠かせない大切な唯一のツールです。
相手を四隅に追いやって自分が優位に立っているかのような商業的な聴き方は
相手やTPOを選ぶ必要がある聴き方です。
対応している本人は気持ちが良いのでしょうが、
話し手の方は「話さなければよかったな・・」ではないでしょうか。
聴く側が気持ちよくなってしまっていると感じる時は、
間違いなく相手があなたのペースに合わせてくれている証拠なのです。

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もう心細くて
だれかに傍にいて欲しかった・・・
もう何も言わなくてもいいんです
そこに立ってくれているだけだけでも
誰かの存在があるだけでもう救われるって
それで救われる・・・
誰かがもう今、
見ててくれるだけでいい
何も教えてくれなくても
何も言ってくれなくても
いてくれる、
誰かがいるだけで もう全然違うから
嬉しいです
嬉しいんです
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私達はこのような『救われる気持ち』を忘れてはいけない。
この先も忘れそうになったら、
何度も何度も思い出して
胸にまた刻む必要があるのだと強く感じました。



